Pacific Blends Ltd. は業務用食品添加物の製造を通じて食品製造業界のコストダウンに貢献しています。
Pacific Blends の主な輸出品は、冷凍すり身の変性を防ぐために添加される冷凍変性防止剤です。この添加物をドライブレンドすると、効率的で低コストなすり身加工が可能になります。Pacific Blends はすり身用添加剤の分野で世界有数の企業であり、ベーリング海でスケトウダラを獲るすり身母船のほとんどが同社の製品を使用しています。大手製糖工場と2 つのコンテナ港に近く、徹底した顧客サービスを行ったことで、同社は食品添加物業界の有力企業に成長しました。
Pacific Blends は、製品の安全性確保に努めています。同社の加工施設は、HACCP(危害分析重要管理点)と食品安全品質(SQF)レベル2 の認証を取得し、世界中に乳製品を輸出できるカナダ食品検査庁(CFIA)認定の乳加工施設となっています。また、バンクーバーに拠点を置く国際的な非営利団体「コーシャ・チェック」の認証も取得しており、コーシャ検査官の定期的な検査を受け、すべての使用材料について常に最新の認証書を取得しています。
Pacific Blends は2002 年にポートコキットラムで設立された家族経営の会社であり、西カナダの食品製造業者と幅広く取引を行っています。2005 年にシアトルを拠点とするすり身加工船向けに冷凍変性防止剤の輸出を始めたことがきっかけで、すり身業界で知られる存在になりました。現在は、フランス、韓国、アルゼンチン、フェロー諸島をはじめとする世界中に製品を輸出しています。